4月5日から以降、連続ストップ高で、三日間の上昇幅が20%を超えたA株上場の北京金隅や天津創業環保、華夏幸福など「雄安新区」概念株14社が12日公告を発表し、13日から取引停止することを明らかにし、13日の寄付きから取引を停止した。
14社公告の共通点に、株価は短期間で20%急騰したこと、「雄安新区」では、特に業務を展開しているわけではなく、雄安新区は会社の業績に大きな影響はないこと、投資家保護のため、株価変動に調査と評価を行う必要があること、などの点が上げられる。
14社の一斉発表と取引停止の背景には、証券監督管理委員会が行政手段で株価の過熱を抑えようとする姿勢があるのではないかと関係筋が分析している。
前出、北京金隅や天津創業環保はH株にも上場しているため、A株の取引停止はH株(投資)のチャンスになると同筋が指摘した。(智通財経他)